(株)カルモア フレグランス事業部
香りの空間での拡散について

「ディフューザーを使っているが、どうも香りが広がらない…」
「自分の部屋だけで香りを楽しみたいのに、他の部屋まで香ってしまう…」
こんな経験ございませんか?
香りを上手く使うためには、その香りの広がり方を知る必要があります。
香りの広がり方は、使用するディフューザーによっても大きく異なります。
一般の空間で使用する場合であっても、業務用として香り演出用に使用する場合であっても、
その空間にあったディフューザーを使用し、上手に香りを広げることが重要です。
そこで今回は国家資格「臭気判定士」を持った香りとにおいのプロが、
香りの広がり方を調査しました!
目次
1. ディフューザー別 香りの広がり方の違い
2. 評価の実例 ~気流も大事?
3. まとめ ~空間に合った選定を!~
1. ディフューザー別 香りの広がり方の違い

さて、まずは機械の面、ディフューザーから見ていきましょう。
世の中にはたくさんの種類のディフューザーが存在し、
様々な方法で香りを拡散させています。
ここでは代表的な4種類に絞って、各方式を比較してみます!

ひとことでディフューザーと言っても、上記のように様々な種類があり、それぞれに特徴があります。
弊社Suvalite Air(シュヴァリテ・エール)のディフューザーは二流体ノズルを使用した噴霧式を採用しており、
業務用ディフューザーとして大空間で使用するのがとてもオススメです!
例えばこんなところとか...

こんなところとか...

大空間をカバーできる拡散力の高さがSuvaite Airの特徴です。
2. 評価の実例 ~気流も大事?

では、実際のところSuvalite Airはどれぐらい拡散力が高いのでしょうか?
ここでは会議室を用いて行った実験結果を紹介します。
ファン搭載型VS-860を使用し、会議室内に香りを拡散する方法で評価実験を行いました。
図上では、香りの強さと分布を色で表現しています。
香り拡散マップ 平面 香り拡散マップ 立面
平面で考えると約5m程度の拡散力、立面で見ると
天井面近くに香りが溜まってしまっていることが図から見て取れます。
実はこの結果は、換気がない=空気の流れがない状態で実験したものなのです。
この状態から、換気をONにするとどう変わるでしょうか?
換気有りの状態の結果が以下となります。
香り拡散マップ 平面 香り拡散マップ 立面
いかがでしょうか?違いが一目瞭然ではないでしょうか。
平面で見ても9m以上まで香りが届いており、
立面では天井付近に溜まっていた香りが空間中にバランスよく分布していることが分かります!
ディフューザーの拡散力を最大限に発揮するためには、部屋の気流を見て最適な場所にディフューザーを設置することも重要になります。
まとめ ~空間に合った選定を!~
今回は香りの分布について紹介いたしました。
重要なのは、香らせたい空間によって最適なディフューザーを選ぶこと。
空間中の気流によって、香りの分布が大幅に変化することも分かりました。
とはいえ、最適なディフューザー…?気流を見る…?難しそう...という方。
ご安心ください。
カルモアでは、国家資格である「臭気判定士」を持ったメンバーが
香りによる空間演出を多角的視点からサポート。
空気環境30年の中で培ったメソッドを最大限活用し「空気環境のプロフェッショナル」
として、みなさまに合った最適なご提案をさせて頂きます。
納入時にはその空間の気流や特徴を徹底調査し、最適な設置場所をご提案致します!
Suvalite Airのトライアルも可能です!
ご興味がございましたら是非弊社までお気軽にお問い合わせください。